矯正の時にアルコールを使うと矯正が楽になる事が解りました。
よろしければ、動画を見てください。
上半分: シンズ T7+ブースター 20%(酸性系)
下半分: アリミノ クオライン 280(アルカリ系)
放置: 35分(うち加温20分)
乾かす前に、アルコール(30~60%)を霧吹きで適量塗布後アラバでドライ。
アルコールを使うと、ドライしても癖や髪の膨らみが抑えられます。
・・の髪の状態にそれほど大きな違いが出ません。
アイロン操作が楽になります。
ドライヤー: 完全に乾かないようにリファでヴォリュームアップモードを使用しています。
このやり方は従来の方法にアルコールをプラスしただけなので、誰でも試すことが出来ますが、すべての髪で試してはいません。
また、アルコールが合わない方もいらっしゃいますので、試す際は自己責任でお願いいたします。
お気づきのことや感想がありましたら、ぜひお聞かせください。
上記のように「従来の技法+アルコール」ではなく、アルコールの特性を最大限に活かした技法で施術することで、矯正はより安全かつダメージレスな技術になります。
大げさかもしれませんが、理解が進めばゲームチェンジャーになる可能性もあると感じています。
アイロンだけでは手に余る多毛・剛毛や毛先の処理等の場合に。
動画は1つの例ですがアルコールは乾く時に矯正を助けてくれるので、強めの軟化後にアラバで乾かしても膨らみや表面の乱れが防げます。 その特徴を進化させる事でより安全&簡単な矯正が出来ます。
従来の技法は、軟化させてそのまま乾かし膨らんだ髪をアイロンで矯正するので、難しくて危険性があると言われています。
乾く時の髪のチョットした特徴と矯正を助ける力を利用すれば真っすぐに乾くのでアイロンが 簡単になり安全に出来ます。 矯正できる理由が解るとわりと簡単です。
ウェット状態からの矯正の利点は表面から形を作れるのでドライ後のアイロン施術より無理がなく感触や艶感の向上が可能な事と、乾いてからでは難しいビビリ毛やダメージ毛等のお治し等にも対応できる事です。
矯正剤の目的は髪を軟化させる事で、形を作るという効能はありません。 ですから化学中心の考え方のままだと約30年続いた 軟化・ドライ・アイロンという技法は、これから良い薬が出てきても変化はなくダメージの原因は残ったままです。
ビビリ毛になる理由はアイロンの温度・水分量…等々言われていますが、大事な事は髪の特性を知る事で知っていれば防げるトラブルです。
この様な事に興味や質問がございましたらご連絡ください。
080-5197-7578
yiy07673@nifty.com
木俣 年博
今の矯正は、軟化・ドライ・アイロンで施術する技術で化学的理論はあるのですが、実際の構造の変化を考えてみました。
矯正剤の作用で開いたキューティクルは閉じる必要があるので、その時のキューティクルの変化を考えました。
キューティクルは髪を守る鎧のように例えられますが、軟化作用で開いているのでまっすぐな状態で閉じる必要があります。そのためにはキューティクル同士の接触面とキューティクルの根元をまっすぐに閉じる必要があるのですが、キューティクルは100μ程度の大きさで、4層~8層になって髪を守っているので、3cm幅のアイロンでも1度に万を超える枚数を挟んで矯正する事になります。
乾いたキューティクルは固いので全部のキューティクルの接触面と根元を正確に矯正する事は難しく、不十分だとその時は綺麗に見えても時間の経過で崩れる事もあるので不可逆反応(熱で固定する)を利用して矯正する傾向があり、それがトラブルの原因になったり、その後のスタイルチェンジを困難にします。
またビビリ治しの場合、ブロー&アイロンで表面を整えても根元のコントロールが難しい事が改善はできても時間がたつと戻ってしまう原因の1つだと思います。
髪はキューティクル・コルテックスとメデュラによって出来ていますが、メデュラについてはよくわからないので省略します。キューティクルは100μ程度の大きさで4層から8層になる固い構造であり、またキューティクル同士の接触面(キューティクルの層)がわずかに変化するだけでも色々な形になるので、多種多様な癖毛の形を表現できる機能があると考えています。
コルテックスは、100μ程度の大きさのコルテックス細胞が縦につながっている集合体ですが、個人的なイメージとしては細かい砂をギュット固めた感じで曲がった物に入れれば曲がり、真っすぐなものなら真っすぐになると思いますがコルテックスだけで多種多様な癖毛の形を表現できるとは思えません。
ですから、癖毛とは癖毛の形をしたキューティクルとその中でその形を支えるコルテックスで出来ていると考えています。コルテックスにもその形を維持する力はありますから癖の原因ではないという事ではありません。簡単に言えば軟化後の髪は結合が切れてバラバラ状態ですが、乾かす時にキューティクルが閉じてしまうと形が出来てしまうので閉じないように真っすぐに乾かす必要があります。
動画のように低温ドライヤーとアラバで真っすぐに乾かすと、キューティクルが動くのに必要な水分は残るのでアイロンで固定します。通常のドライヤーで必要な水分がとんで乾くとアイロンが効かなくなります。
通常のドライヤーを使用する場合はキューティクルが閉じないように乾かせるブラシを使ったり、独自のコームを使って真っすぐに乾かしてからアイロンを使用します。
色々と書いてしまいましたが簡単に言えば、乾かしてからアイロンという方法で矯正ができるのならば、そのまま乾かしてアイロンが大変になる方法よりもアイロンが楽になるように乾かした方が簡単で髪にとってもよいのではないかという事です。
1番大きいウェーブを作れるのはセットで髪をローラーで巻いた時です。その時に髪をぬらしますが、健康毛には保温という機能がありますから水が内部に浸透するのではなく表面に吸着すると考えられます。この事からキューティクルの形状形成力は無視できないという考え方を基本にしてキューティクルの構造的な動きを考えてみました。(キューティクルは水や薬剤等の化学的刺激から毛髪内部を保護する役割があると言われ、アルコール等にも抵抗力が強いと言われています。)
昔、某掲示板に私見とことわって考えを書いたのですが、若い美容師さんが信じたらどうするという苦情が来ました。この文章も自分なりに時間をかけて勉強&経験によって考えたことを書いたものです。